「ひとり会議」

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Recruitment Marketing レポートから見る|KPI集(2021/02/24更新)

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世界ではどんな採用のKPIをウォッチされているのかを記録します。
主にState of Recruitment Marketing 2018で調査されたのレポートから抜粋しています。

 

焦点

以下のKPIは採用マーケティングのうち、

  • 「応募の瞬間に何が起こるか」
  • 「応募者が 入社 または 不合格になるまで のプロセス」 

に焦点を当られています。

参考

beamery.com


KPIリスト集(2021/02/24更新)

Time to hire|入社までの時間

リード獲得から入社までの時間

offer acceeptance rate|内定承諾率

入社数/内定通知数

source of hire|入社率

入社数/リード総数

candidate experience|候補者体験

候補者体験のスコア*1

quality of hire|採用の品質

採用品質のスコア

例えば、選択した指標を念頭に置いて、いくつかの指標の平均を生成する式を使用して、新入社員のQoHを計算できます。

採用方式の質

例:
QoH =(新入社員のパフォーマンス+新入社員のエンゲージメント+カルチャーフィット)/
3QoH =(80%+ 85%+ 90%)/ 3
QoH = 85%

離職率と既存顧客維持率は組織全体を参照しているため、個々の雇用の質を測定するために使用されるわけではないことに注意してください。

*2

 

cost of hire|採用費

入社1人あたりの採用費

sourcer performance|ソーサーの能力*3

ソーサー一人あたりの採用数、有効応募数など

hit rate|有効応募率

自社 あるいは 求人あたりの有効応募数

employer brand awareness|ブランド認知度

認知度。

サイトのトラフィック数、ダイレクトトラフィック、ソーシャルエンゲージメントなど*4

careers site conversion|キャリアサイトのエントリー数

自社のキャリア採用サイトのエントリー数

email campaign performance|メールキャンペーンパフォーマンス

メールキャンペーンの効果

Pipeline quality|パイプライン品質

パイプラインごとのLead General , Lead Nurturing ,hiring ...とプロセス品質や有効応募数など

candidate engagement|候補者エンゲージメント

※エンゲージメントとは、双方向、横の関係。ロイヤリティは、一方向、縦の関係。 

time to submission(sourcing)|エントリーまでの時間

エントリーまでの期間

application drop-off|書類選考不合格率

エントリー社の不合格率

talent pipeline growth|タレントパイプラインの成長

パイプラインとは「候補者から、応募までのプロセスにある候補者などを指す」

nove of the above|新着の先行指標

前のプロセスの指標

pipeline coverage|パイプライン別網羅率

エントリー比率、選考プロセスごとの比率、内定比率、入社比率

talent promoter score|タレント プロモーター スコア

プロモータースコア。*5

 

レポートからの考察

データ

  • 企業の60%が採用までの時間、40%が採用元を追跡している。
  • 雇用主のブランド認知度を追跡しているのは20%。
  • パイプラインの成長を追跡しているのは13%のみであることが示された。
  • 応募と採用プロセスの外で何が起こるかを十分に、企業は理解まで至っていない。(伸びしろと競争優位性がある)
  • 候補者の行動の研究、ブランドとの関係、応募するかどうかにかかわらず採用チームとの相互作用…はあまり測定されていない。(伸びしろと競争優位性がある②)

今後のKPI候補

  • パイプライン変換、またはそのバリエーション
    調達した見込み客がパイプラインをどの程度進んでいるかがわかる。
  • パイプラインカバレッジ、またはパイプライン内の候補者、未充足のポジションの比率。採用見込みが予測ができる。
  • 影響力の源泉(≒ディスコース*6
    パイプラインを埋めたり、応募者を呼び込んだりするのに最も貢献する源泉を測定できる。
  • 採用マーケティングのROI
    マーケティング活動の観点から各アプリケーションにかかる費用を計算するアトリビューションモデル*7
  • エンゲージメント指標
    コンテンツのクリック率からページ滞在時間、直帰率まで、さまざまなものが考えられる。

 

自分用メモなので、適時アップデートします。